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2013.02.04 生死
オスカーのてつおが亡くなりました。
昨日の朝までは普通に泳いたのですが昨晩より危篤状態となり、なす術なく逝きました。

エロモナス菌の感染症が原因かと思う。
いわゆるシクリッドに多い穴あき病というやつだ。

エロモナス菌は淡水においては常在菌のひとつ。
どこにでも当たり前にいる菌なので飼育下のシクリッドは多かれ少なかれ、感染しているといってもいいのかもしれない。
あきらかに病状があらわれたのは約2年前。名古屋に来る以前のこと。
根治させるにはやはり投薬治療なのだが、同居魚のポリプテルスは非常に薬に弱い。
生物フィルターへのダメージも計り知れない。実際に水草水槽での白点病投薬治療時に病気は治れど生物フィルターが壊滅状態になって結果的に多くの魚を死なせたこともある。
とはいえ、オスカーの成魚サイズの隔離水槽はさすがに用意できない。

エロモナス菌が活性化する条件は低水温および硝酸塩の増加。自然治癒はあり得ないものの水温調整と換水で病状は抑えることができていた。もう治ったんじゃないのかと思うこともしばしば。
結果的には病気にフタをしていただけだった。

で、今から考えると去年の年末から少しエサ食いが落ちたような気がした。
なので年末に主餌をキョーリンのカーニバルに戻したりした。が、さほどエサ食いは上がらなかった。
どうやらこの頃に菌がエラもしくは内蔵に感染していたような気がする。
年始に寒波がきていたときは水温が25℃まで落ちていることもあった。もちろんヒーターは自動制御させているけれど追いついていなかった。
エロモナス菌の活動が止まるのは28℃だ。25〜6℃では菌の活動はかなり活発だったはず。
これが致命的だったのだと思う。

IMG_0198.jpg

てつおは産地不明ながらCB個体。いわゆるタイガーオスカーといわれて安価に流通している部類だ。
横浜の熱帯魚屋で金魚サイズ600円でウチにきた。
オスカーという魚は非常にアタマの良い魚で、ウチのてつおも餌袋はおろか人間の識別もあきらかに出来ていた。

アタマはいいのだが、過保護に育てすぎたため生き餌の採りかたはヘタクソだった。
餌ザリガニにクチビル挟まれてたこともあった。芸人かよ。

それはさておき投薬治療してやれたからといって助かる保証はない。
それが命取りになる可能性だってあるのだ。こればっかりはやってみなければわからないが、自分はやってあげなかった。

犬猫牛馬のように人間と共に生きることをDNAレベルで刻まれた動物以外と上手く生活するためには、それなりに人間側があわせてやらなければいけない。
しかもほとんどの場合まともに懐かない。てつおは非常によく懐いていたが。
懐いたりコミュニケーションをとるのを楽しみに飼っているわけではなく、ただただ元気に生きていてくれればそれでいい。ある意味見返りを求めない無償の愛というのがゲテモノ飼いの本質のような気がする。

出来得ることは最善をつくすが、あまり個体に対して神経質にならずに生死もふくめておおらかに生育環境を整えてやる。逆にいうとそれだけしかしてやらない。
その結果、自然環境下ではエロモナス菌はあたりまえに存在する。生物濾過を行う水槽で投薬治療など絶対に出来ない。ということで病気にフタをしてしまった。
それを悔やむわけではないが、てつおにとってはどちらがよかったのだろうか。多分ずっとわからない。

いずれにせよ起床時・帰宅時に恒例だった餌くれダンスが見れなくなったことは非常に悲しい。
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