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2010.06.13 歎異抄
歎異抄読了。

歎異抄 (岩波文庫)歎異抄 (岩波文庫)
(1981/01)
金子 大栄

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私の家は真言宗だが、母方の実家が浄土真宗である。
その母方の祖母の葬式に強い印象をもったのをおぼえている。
というのも、お坊さんではなく法師さんが読経もそこそこに講をはじめられ、それが室町期の紀州あたりでひらかれていたであろう浄土真宗の講のイメージと鮮烈に同化したのである。

それ以降、歎異抄を読みたいと思っていたがようやく読めた。

歎異抄は唯円という親鸞の弟子が書いたといわれる書である。
前半は親鸞の語録であり、後半は唯円の嘆異である。
非常に単純な文章であり、古典とはいえ非常に理解しやすい。
理解がしやすいがために、余り印象に残らない書とも言える。
司馬遼太郎は音読してみると全く違うと言っていたが、それは出来ていない。

ただ、第三章にある「善人」の矛盾については印象深かった。
これは最近の自分の悩みに若干近いテーマだから考えさせられただけかもしれない。

それにしても歎異抄に
「親鸞は弟子一人ももたずさすらふ」
とあるが、その親鸞の興した浄土真宗が室町期には日本で一番ともいえる巨大組織となって歴史に影響を及ぼし、現代の東西本願寺や大谷本廟となったことは驚嘆に値する。

蓮如の事跡についても調べてみたい思いをもった。
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