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2010.06.08 風は山河より
宮城谷昌光 「風は山河より」 読了。

風は山河より〈第1巻〉 (新潮文庫)風は山河より〈第1巻〉 (新潮文庫)
(2009/10/28)
宮城谷 昌光

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菅沼3代の視点に軸足をおきながら、三河時代の松平3代を描写している。
もちろん徳川将軍3代(家康・秀忠・家光)ではなく、清康・広忠・家康の3代。

菅沼一族といえば、黒澤明の「影武者」などで野田城より信玄を狙撃したことで若干有名ではあるが、日本史的にはいわゆるマイナーな家系である。
しかし作者の菅沼3代。特に定盈への思い入れが非常に強く、それが突っ走ってるように感じた。
思いが強すぎて、同一ページで人物名が諱であったり呼び名であったりとバラバラで、若干注意しながら読む必要がある。

四郎や布佐などフィクションの登場人物も多く登場するが、あまりストーリーを盛り上げているようには感じられない。
前半の期待値にくらべるといまひとつか。
あと個人的にはもう少し、松平清康を多く書いてほしかった。

とはいえ、三河=山河とかけているように風景や地形の描写はすばらしく、三河に行ってみたい気持ちにさせられる小説だった。
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