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2014.08.20 キナバル登山
キナバル登山のことくらいは備忘録として。
2014・08・12-13

キナバル山に登るには兎に角山小屋・ガイドを抑えなければならない。ガイドなしやテント泊などは認められていないのだ。
また予約システムが外国人には煩雑なうえに長期にわたるシステム更新中(5月時点)とのことでおとなしく旅行代理店にお願いすることにした。

現地の旅行代理店を教えてもらったりしていろいろと見ていたが、結局日本の旅行代理店(NCT)で手配した。
かなり登山やトレッキングに特化した旅行会社だったこともあるし、現地の代理店とネットで見比べてみても値段がほとんど変わらなかった。
ただ、結果的にコタキナバルに着いてからホテル近くの小さな旅行会社に聞いてみたところ、3分の2~半額くらいの値段だった。これは直前の叩き売りかと思う。登れても登れなくてもいいやという感覚ならこれで手配するのが一番安くあがる。が、これだとせっかく装備まで持って行って登山できない可能性も大いにある。

で、登山当日。
朝食のバイキングには早すぎるのでフロントには事前にお弁当を頼んでおいた。
朝、取りに行くとなぜかお弁当を2つ渡される。なぜ2つも渡されたのかわからないが部屋で1個だけ食べて出発。
6時45分にホテルのロビーでピックアップ。
現地催行会社のワゴン車には男女3人組の大学を卒業したばかりとのことの若いバックパッカーとシニア世代の山好きなご夫婦の2組。単独行の私を含めて3組すべて日本人のグループだった。

キナバル公園までは約2時間。そこから各パーティーにガイドが付く。
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私のガイドはエドウェン(EDWIN)という青年だった。
ガイドといっても見た目はTシャツ・半パン・スニーカーといった遠足の小学生みたいな格好だが年齢は33歳。ガイド歴も10年で週に2~3回はキナバル山に登っているタフガイだ。英語も堪能で安心。エドウェンから登山者IDとランチボックスを受け取る。
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キナバル公園からTINPONゲートの登山口まではまたワゴン車で移動する。
登山ゲートで標高約1860m。ここから3280mのラバンラタ小屋までが1日目の行程となる。
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登りだしが結局9時半くらいで他のパーティーにくらべるとすこし遅いかとも思っていたが、トレイルにはいると結構な人がいた。
ゲートから少し歩くと滝があった。平坦な道はここまでで、ここからはひたすらに登る。
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はじめは人が多くてけっこう渋滞していたが、無理に追い抜いたりはせずにエドウェンとおしゃべりしながらたらたら登る。
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日本人のグループも同じ催行会社で一緒だった2組以外にもあと4組くらいはいたかと思う。途中、標高2200mくらいまで横浜から来ていた山ガール4人組の方と一緒に登っていたがちょっと足が合わなかったので先行させてもらう。
キナバル山でどこかしらかにモンベル製品を身につけていたら日本人だと思っていいかもしれない。自分もズボンはモンベルだ。
このあたりで渋滞はほぼなくなる。

登っている途中でエドウェンが左側の細い獣道みたいなのに入れという。近道かと思ったら別のガイドが先にいてさらにその先の崖を登れと指示してきた。正直ありがた迷惑に思いながらドロドロになって崖をよじのぼるとウツボカズラの群生がみられた。そういうことだったのか。
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ちょこちょこと休憩をはさみながら登るが、単独行なので休憩が短めになってしまう。
順調に登っていたが3キロ地点・標高2500mを越えたあたりから急にしんどくなってくる。空気が薄いこともあるが補給が少しおろそかになっていたようだ。休み休み歩きながらスタッフ小屋までなんとかたどり着いた。
ちょっとへたり込んでしまう。
と、少しぐずつき気味だった天気が急変していきなり凄まじい雨に。屋根のある場所に入った途端だったので運が良かった。
雨が小降りになるのを待ちながらランチボックスを開ける。中身はサンドイッチとリンゴとゆで卵2個。そしてなぜか手羽先の唐揚げ。
どうしても手羽先の唐揚げだけはヘトヘトの状態で食べる気になれず残してしまった。また、山でゴミを捨てることは一般的には禁忌だがキナバルには各休憩所に網付きのゴミ箱が設置されていてランチボックスの空き箱やペットボトルなどを捨てることができる。
あと、こういった休憩のときにエドウェンは絶対に自分とおなじ休憩所の東屋などには入ってこない。小屋の軒先などで他のガイドとしゃべったりしている。そうしながらも常に自分の行動に注意している。奥ゆかしいというかプロ意識というか。

雨が少し小降りになったので、雨具とザックカバーを装着して再び登りだす。やはり苦しいが2700mを越えたあたりから体が慣れてきたようでまたサクサクと登りだすことができた。

階段の手すりや路面もきれいにされてはいるが、けっこうな急こう配が延々と続く。キナバル山は登山レベルとして富士山と比べられることが多いらしいが、ガイドや山小屋などのセーフティーネットが充実しているとはいえ、ガレガレや滑りやすいところやロープ場もあり、体力的には同程度かもしれないが技術的には夏の富士山より間違いなく難易度が高いと思う。

3000mを越えて雨は霧雨程度となる。このあたりから同じく単独行の上海から来たという中国人青年と一緒に登る。コタキナバルではどうやら同じホテルだったようだ。彼は仕事で日本にも半年ほど来ていて府中に住んでいたそうだ。私が町田に住んでいた時期だ。それにしても流暢な英語を話す。自分の下手くそな英語が恥ずかしい。

そうこうしているとワラサ小屋が突然現れすぐにラバンラタ小屋に到着した。だいたい13時半くらいだったかと思う。
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なかはちょっとしたホテルだ。キッチンも充実している。日本の山小屋とは比べ物にならないほどキレイだ。
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エドウェンに教えてもらいながらチェックインを済ませる。旅行会社からは上のグンティンラガタン小屋の宿泊になると聞いていたが、結局下のワラサ小屋だった。ラバンラタ小屋からの距離を考えると少しだけラッキー。

そのまま即ビールを飲みたかったが、雨中の登山だったので全身ビショビショ。いったんワラサ小屋に入って着替えてくることにした。
エドウェンとはここで明日午前2時半の出発予定ということを打ち合わせして別れた。
小屋は暖房はないものの2段ベッドが3つある6人部屋。
すべて着替えてからふたたびラバンラタ小屋にいそいそと向かいビールを購入。へとへとだったのでとてつもなく美味い。
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結局16時の夕食までに日本から持ってきた辛イーカをぼりぼり食いながら缶ビールを4本空けてしまった。標高3280mで。

食事はバイキング形式。ミーゴレンやサバベジ・ナシゴレンなどのマレーシア料理がメイン。美味い。いくらでも食べられる。だが、さすがに標高3280mでの炊飯なのでお米は芯が残ってていまいちだった。
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結局相部屋は同じツアー会社のバックパッカー3人組だった。マウンテンバイクやダイビングの話などをして7時半くらいには就寝。
22時くらいに眩しくて目が覚める。前日がスーパームーンだったこともあって窓から入ってくる月光が異様に明るい。
目が覚めたついでにトイレに行ったのだが、とてつもなく月が明かるいのに星もすごい数が見える。三脚を持ってこなかったことを悔やむ。

1時45分起床。小屋から山頂まではピストンなので不要な荷物は置いていく。BDのSPEED30がガバガバでちょっと情けない。
想像していたよりも寒くはない。そしてヘッドライトがいらないほど月が明るい。天気はばっちりだ。ラバンラタ小屋で持ってきたチキンラーメンと謎のお粥っぽい朝食を食べる。お粥はあまり美味しくなかったが、なんだかんだで標高差800m以上登らなければいけないので無理矢理食べる。チキンラーメンはあいかわらず美味い。

エドウェンとも無事に合流。ニット帽もかぶって完全防備だ。
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2時45分出発。全員ほぼ同じような時刻に出発するので登山道は大渋滞。
寝起きで心拍も上がりきっていない状態なので、休み休み登れてちょうどよかった。
初めのロープ場にたどり着く。ちゃんと3点支持しながら登ればロープがいるほどの岩場ではないのだが、前日の雨が乾いておらず滑る可能性もあるのでいちおうロープを伝いながら登る。
標高3500mくらいだろうか。このあたりでようやく森林限界を越えたらしく岩場だらけとなる。最後の小屋で通過チェックをうける。もう渋滞はなく人もまばらだ。
この小屋を越えるととてつもなく広い岩の上を登っていく。月明かりの下にサウスピークのシルエットが黒く浮かんで美しい。エドウェンはライトを使っておらず、自分もヘッドライトを消して登っていく。
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降ってきそうな星と月の下、無限に広がるような岩の上の氷河の爪痕をソールでグリップしながら少しずつ登っていく。遥か先に目指すべき峰が黒いシルエットをあらわす。ちょこちょこと峰の周りにライトの明かりが見え、早い人はもう頂上に達しているようだ。
最後のアタックは90mほど。なんどかターンしながら冷たい岩場をよじ登り続けると目の前に看板があらわれた。
キナバル山最高峰、LOW‘sPeakへ到着。
エドウェンと握手を交わす。たまたま自分の後ろを歩いていた白人とも握手を交わしお互い喜びを分かち合う。
「Good Climbinng!!」
山頂の足場はあまりよくないが、2~30人程度なら座っていることができる。ちょっとした隙間に腰掛けながらご来光を待つ。さすがに頂上は寒いので自転車用のダウンを着込む。あと、グローブも頂上用には指ありのものを持ってくればよかった。指先がかなり寒い。
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東の空が輝きだした。
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熱帯の雲は朝から高い。太陽のシルエットはわからないが雲間からとてつもなく美しい朝焼けを見ることができた。同部屋の3人組も同乗のシニアのご夫婦もご来光に間に合ったようだ。
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日が上り明るくなってから、ピークの看板などでお互いに頂上で写真を撮りあったりしていたが、まだ続々と登頂する人がいるので早々に撤収。

下りだして目に映る風景はいっぱいに広がる氷河が削りだした造形美。
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このような風景を一生のうちにあと何度見ることができるのだろうか。
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体が動くことを考えると、もう折り返し地点は越えてしまったのかもしれない。
などと考えながら大きな大きな岩の上を下っていく。
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エドウェンは少しリラックスしたように周りのガイドたちとおしゃべりしながら下っている。が、自分の足元には常に目を光らせ、滑りそうな個所や危険な場所は必ず声をかけてくれる。
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やや空腹気味になりながらもラバンラタ小屋へ8時過ぎに帰ってくることができた。

再度ゆっくりと朝食を摂る。ミーゴレンとフライドポテトがとても美味しい。
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ワラサ小屋に帰って荷物を再度パッキングしてから9時半頃にラバンラタ小屋より下山開始。

昨日に雨が降っているので滑りやすい。少し気を抜くとすぐに滑りそうになる。が、普通のスニーカーのような靴を履いているエドウェンはひょいひょいと歩く。まったく滑りそうにない。
兎に角長い長い下りだが、ゆっくりと着実に下る。
2回目の朝食でかなりの量を食べたのでエネルギーにも余裕がある。
昨日上ったばかりの道なので距離感もつかみやすい。休憩もほどほどにしながら下り続け、すこし膝が笑いかけてきたところで登山口近くの滝までたどり着いた。
この先にゲートまでわずか50mほどの登りがあるのだが、この登りがとんでもなく疲れた。
ゲートまでたどり着いてようやく無事に下山終了。11時半を少し回っていたかと思う。
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ゲートで迎えの車を待つあいだ、エドウェンといろいろと話す。どうやら日本車のピックアップトラックが欲しいようだ。
日本は軽トラ天国なので新車のピックアップトラックは全く売っていないというとびっくりしていた。個人的にマレーシアでよく見かけたいすずのD-MAXなんかはかなり惹かれるんだけど日本では売らないんだろうな。

そのうちにワゴン車が迎えに来てくれてキナバル公園本部まで送ってくれた。ここでエドウェンとはさよならをした。

公園レストランでランチバイキングも付いていた。ここで飲むビールもとても美味しかった。
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その後登頂証明書をツアー会社の人にもらう。こういうの嬉しい。
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他の2パーティーの下山をぼけーっと待ってからコタキナバルのホテルへ送ってもらった。
へとへとに疲れていたが、バックパッカー3人組はこれから10時間の夜行バスに乗って明日からダイビングをしに南へ行くらしい。
若いとはいえ凄まじい元気と行動力に感心してしまった。

おしまい。
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ドカ雪とヌル雨で路面がベチャベチャそうだったのでいつものニノセトレイルをランしてみた。

最初の400UPで早くもヘロヘロ。走ったり歩いたり走ったり歩いたり歩いたり・・・。

林道はうっすら雪がある程度。

日影は凍結してそうで怖いが、まあまあ快適。


スノーライドを楽しむにはもう少し。

ウェットが心配だったが、シングルに入るとさほどウェットでもなく極上。

やっぱチャリで来ればよかった(´Д`)
ここはほんと水はけのいいトレイルだわ。


走ってるのか歩いてるのかよくわからないペースでへこへこ下って終了。

23キロ。疲れた。MTBのほうがいいです。
2011.10.26 暴食





近頃かめやまさんの食が太い。太すぎる。小松菜が3日もたない。
カメにも肥満があるようだから、気をつけなきゃ。
2011.10.01 オバホ





王滝後にBB分解してキレイにしたけど、チタン用グリスが行方不明・・・。

本日届いたので、ようやく組み付け完了。
しかし、サスもオーバーホールに出して自分もオーバーホール予定なので、次に乗るのは一体いつになることやら(>_<)
2011.09.18 完走





腰が割れそうです。
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